女性なら誰しも多かれ少なかれ、バストに関する悩みをお持ちの方が多いようです。悩みの内容は人それぞれで「バストが小さい」「垂れている」「バス トにハリがない」「左右のバランスが悪い」など様々です。「小さい」という悩みに次いで多い「垂れている」という悩みは、授乳を終えて女性ホルモンの分泌 がなくなった更年期を迎えた中年女性に多い悩みです。若い女性でもダイエットなどが原因でバストが垂れてしまうケースもあります。また、出産後の女性がバ ストにハリが無くなった、と来院される場合がありますが、服の上から見た感じは変わらなくても、形や感触が変わってくることがあります。このように、バス トの悩みは本人にしか分からないデリケートな面もありますので、当院では一人ひとりの症状に合わせて細かく対応していくことを重要視しています。
現在の美容外科技術を持ってすれば、ただ小さいバストを大きくするだけではなく、限りなく自然に、いつまでもハリを持たせることも決して不可能なことではありません。
豊胸手術
豊胸手術にはシリコンインプラント挿入、脂肪注入、ヒアルロン酸やアクアフィリング注入などの方法があります。
当院では、シリコンンインプラント挿入手術に対しては最も安全で信頼性のある材料を使用しています。しかしながら半永久的な材料なので10数年後には抜去もしくは入れ替えるのがベターと言われています。
挿入場所
元来、豊胸シリコンインプラント挿入法として大胸筋下法と乳腺下法の二通りがあります。一般的には乳腺下法の方が術後の痛みが少なく、自然な形態になりますが、術後のカプセル拘縮の率が大胸筋下法に比べてやや高いと報告されています。また、体のラインの細い方や大きなサイズを求められる方は乳腺下法だとインプラントのシルエットがでるので大胸筋下法が適していますが、術後の痛みが強いことと重い物を持ち上げた時に不自然な胸の形態になることがあります。
そのため大胸筋下法と乳腺下法の両者のメリット法である大胸筋膜下法を当院では標準的な術式としています。
サイズについて
一般的には2カップ程度のサイズアップの場合は180〜200ccのインプラントを使用します。目安としてトップバストが3cmアップ(1カップ強)の場合は150ccのインプラント、6cmアップ(2カップ強)の場合は200cc、9cmアップ(4カップ弱)の場合は250ccのインプラントを使用するとお考え下さい。ただし、インプラントの容量が大きくなるにつれインプラントの直径が大きくなるため胸囲が小さい体型の方は大きなインプラントを挿入すると不自然になったり、カプセル拘縮(バストが硬くなる)が起こったりします。カウンセリング時に、どのくらいの大きさが最も自然でバランスが良いかを、実際に挿入するバッグに触れて感触を確かめたり、症例写真を見ながら検討できますので安心してご相談下さい。
インプラントの種類
生理食塩水バッグ・コヒーシブシリコン・CMCバッグが多く使われています。 また、バッグの袋の形状によってスムーズタイプ(表面がつるつるのバッグ)とテキスチャータイプ(表面がざらざらのバッグ)があります。最近では、コヒー シブシリコンでテキスチャータイプが多く使われています。その理由は、材質がソフトであること 及び、術後のカプセル拘縮の頻度が低いこと並びに術後のマッサージがほぼ不要であるためです。なお、同種の素材であっても メーカーによって多少の差異はあります。
当院では、基本的にはドイツPOLITHEC社のコヒーシブシリコンバッグを使用しています。耐久性が他社に比べ強いと感じているためです。なお、生理食塩水バッグであっても、感触は非常にソフトですが、耐久性に関してはシリコンバッグに比べ少し劣るようです。
なお、サイズが大きいバッグを使用する場合は重量が大きく重くなるため通常のシリコンバッグより30%軽いバッグ(B-Lite)も扱っています。
インプラント挿入時の切開部位について
一般的にはワキの下の切開やアンダーバスト切開によるアプローチですが,乳輪切開・乳頭切開によるアプローチ法もあります。最近のシリコンバッグの強度や内部のコヒーシブシリコジェルの硬度のためアンダーバスト切開によるアプローチを標準法としています。患者様の体型,希望のサイズを考慮し挿入場所・インプラントの容量・種類を決定いたします。
術後は,2〜3日安静にすれば,手術当日よりシャワーも浴びることができます。軽仕事や家事は翌日からほぼ通常通り行えます。インプランはレントゲンやCT,MRIなどに写るますが、授乳や妊娠にも影響はありません。
術後の経過は,1週間後の抜糸、1ヵ月後、2か月後、3ヵ月後のチェックに来て頂いております。検診を行うことで,患者様の抱える不安を取り除くこともできますので,お気軽にご相談下さい。
豊胸手術シリコンインプラント挿入術の注意事項
-
腋の下やアンダーバストを切開して剥離の上,バッグを主に大胸筋膜下(まれに乳腺下もしくは大胸筋下)に挿入し,乳房を大きくする手術です。
-
切開の長さは3〜5pですが,アンダーバストや腋の下の皮膚のシワに添って切開するため,傷はほとんど目立たなくなります。但し,傷痕が完全に消えてなくなることはありません。
-
もともとの骨格や乳腺の発達の度合いに左右差がある場合,手術後も左右差が残ることがあり,左右の乳房が完全に対称になるとは限りません。むしろ,術前よりも左右差が強調されたように感ずることもあります。
-
患部の腫脹を軽減する目的で,手術後3日間は圧迫固定をいたします。
-
シャワーや洗髪は手術の当日から可能ですが,切開した患部を濡らさないようにご注意下さい。バスタブに浸かっての入浴は抜糸後から可能です。
-
抜糸は手術後7日目に行います。抜糸までの間,飲酒はお控え下さい。
-
抜糸後,切開部は赤みを帯びた状態が続きますが,2〜3箇月経過すると次第に薄くなり,目立たなくなります。但し,傷痕が消えてなくなるわけではありません。
-
手術後は乳房の周囲を中心に,腫脹や皮下出血が生じます。いずれも2〜3週間ほどで消失していきます。
-
手術後,約1箇月間は胸全体に筋肉痛の様な痛みを伴う場合があります。また,感覚が鈍麻したりピリピリしたりする時期がありますが,徐々に軽快します。
-
バッグの種類によっては,手術の1週間後を目処に,適度なマッサージをして頂く場合がありますので,その場合には医師の指示に従ってください。
-
手術後はバッグの周囲に薄い繊維性の被膜(カプセル)が形成されますが,脂肪組織が少ない場合には,皮膚の上から被膜の感触を触知する場合があります。
-
手術後,稀に被膜拘縮(乳房が硬くなったり変形したりすること)を起こす場合があります。その場合,挿入したバッグを抜去しなければならないこともありますので,来院の上,医師の診察を受けてください。
-
ごく稀に,剥離した部位に血腫を生ずる場合があります。その場合には,輸血やアンダーバストからの止血処置等を講ずる場合があります。
-
手術後は,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。
-
手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
-
手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
-
美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
他院バッグ入れ替え
豊胸サイズの変更や拘縮による変形などの時に入れ替え術を行います。通常はカプセルを除去して新たなバッグに入れ替えを行うので切開部位はアンダーバストになります。
-
ごく稀に,剥離した部位に血腫を生ずる場合があります。その場合には,輸血やアンダーバストからの止血処置等を講ずる場合があります。
-
手術後は,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。 感染の状況によってはバッグを抜去する必要がでることもあります。
-
手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
-
手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
-
美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
乳房挙上術・乳房縮小術
-
この手術は,下垂乳房を引きあげたり、乳房サイズを縮小する手術です。
-
具体的な切除幅は希望される大きさや形状によって異なりますが,切除できる範囲には限界があるため,もともとの乳房の大きさによっては極端に小さくすることまではできないことがあります。乳腺や乳腺周囲の脂肪を切除する手術であるので余った皮膚も切り取る必要があります。したがって、乳輪周囲やアンダーバストに大きな傷ができます。
-
手術後は切開・縫合した部分を保護するため,抜糸までの間,テープを貼って固定します。 バスと全体の腫れや内出血を防止するためドレーンという排出管を挿入したり、バンドで固定します。
-
抜糸は手術から1週間後に行います。抜糸までの間,飲酒はお控えください。
-
シャワー等は手術の翌日から可能ですが,抜糸までは手術部位を濡らさないように注意して下さい。
-
手術後は患部に腫脹や皮下出血を生じますが,1〜2週間で軽快します。
-
手術後は,切開・縫合した際の傷が線状瘢痕として白っぽく残ります。また,ケロイド体質の方は傷痕が一部ケロイド化して残ることがあります。
-
手術に伴い,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。その場合,別途処置が必要となる場合があります。
-
手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
-
手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
-
美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
乳頭・乳輪縮小
乳輪・乳頭縮小手術の注意事項
-
この手術は,乳頭の大きさ(高さもしくは直径)あるいは乳輪の大きさが気になる場合に,一部切除して小さく整容する手術です。
-
具体的な切除幅は希望される大きさや形状によって異なりますが,切除できる範囲には限界があるため,もともとの乳頭・乳輪の大きさに照らして極端に小さくすることまではできないことがあります。
-
手術後は切開・縫合した部分を保護するため,抜糸までの間,テープを貼って固定します。
-
抜糸は手術から1週間後に行います。抜糸までの間,飲酒はお控えください。
-
シャワー等は手術の翌日から可能ですが,抜糸までは手術部位を濡らさないように注意して下さい。
-
手術後は患部に腫脹や皮下出血を生じますが,1〜2週間で軽快します。
-
手術後は,切開・縫合した際の傷が線状瘢痕として白っぽく残ります。ほとんど目立たちませんが,傷痕が消えてなくなるわけではありません。また,ケロイド体質の方は傷痕が一部ケロイド化して残ることがあります。
-
手術に伴い,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。その場合,別途処置が必要となる場合があります。
-
手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
-
手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
-
美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
陥没乳頭形成
- 乳管周囲の索状物などにより乳頭が露出していない状態です。触れたり引っ張ると乳頭が露出する場合は乳頭が埋まりにくくする形成術で改善します。乳管が短縮していたり、索状物により露出が困難な場合は数本の乳管を切除する必要があります。
陥没乳頭の注意事項
-
手術後は切開・縫合した部分を保護するため,抜糸までの間,テープを貼ったり、乳頭を吊り上げ固定します。
-
抜糸は手術から1週間後に行います。抜糸までの間,飲酒はお控えください。
-
シャワー等は手術の翌日から可能ですが,抜糸までは手術部位を濡らさないように注意して下さい。
-
手術後は患部に腫脹や皮下出血を生じますが,1〜2週間で軽快します。
-
手術後は,切開・縫合した際の傷が線状瘢痕として白っぽく残ります。ほとんど目立たちませんが,傷痕が消えてなくなるわけではありません。また,ケロイド体質の方は傷痕が一部ケロイド化して残ることがあります。
-
手術に伴い,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。その場合,別途処置が必要となる場合があります。 また、再陥没の可能性もあります。
-
手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れのひき方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
-
手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
-
美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
料金と手術時間
価格は全て税別となります。
術名 |
料金(万円) |
麻酔方法 |
手術時間(分) |
豊胸 |
インプラント |
50 |
硬膜外+静脈麻酔 |
60 |
自己脂肪 |
脂肪吸引+10 |
硬膜外+静脈麻酔 |
60〜120 |
乳房挙上・縮小 |
120 |
硬膜外+静脈麻酔 |
180 |
乳頭縮小 |
24 |
局所麻酔 |
45 |
陥没乳頭形成 |
3 |
局所麻酔 |
60 |
- 大阪市北区太融寺町5-13 東梅田パークビル6F
- 診療・受付時間9:30〜20:00
土・日・祝日も診療
- 完全予約制
- 各種クレジットカード・医療ローン可
- ホワイティ梅田
泉の広場M14階段を左に上がりすぐ。
- 東京都港区高輪2-14-17 グレイス高輪11F
- 診療・受付時間9:30〜20:00
診療日についてはお問い合わせ下さい。
- 完全予約制
- 各種クレジットカード・医療ローン可
- JR品川駅高輪口徒歩10分高輪神社
手前ガソリンスタンド隣り
- 京浜急行・都営浅草線
泉岳寺駅徒歩5分。