二重まぶた
埋没法(プチ整形)でいいですか?
生まれつき二重の方は、開眼時、二重のラインが引き込まれるため二重まぶたができますが、 一重の方は、瞼板前脂肪や眼窩脂肪が多いため二重のラインができないのです。 わが国では二重の手術イコール埋没法と思っている方が多い程、埋没法がさかんに行なわれておりますが、切らないで二重ができるという安易に受けやすいことも関係しています。ただ、実際には埋没法では永続的な二重ができないということも理解する必要があります。
二重にならない原因に対する処理が重要
埋没法自体は悪い方法ではなくいろいろと研究されていますが、所詮糸をかけるだけの処置なので限界はあります。にもかかわらずどのような方にも適応可能というような表現をしたり、戻ったらまた手術をすればよいとか、気が変わったら取ればよいとアナウンスされていることもありますが、体に傷をつけることにはかわりありません。
例えばお腹が痛くて病院に行ったとしましょう。
お腹が痛くなった原因をいろいろ調べた上で、医師が原因を突き止め治療します。二重の施術も同じで二重にならない原因を医師が的確に判断し、適切な処置は行なわなければ希望のラインにすることはできません。いくら広い二重を希望されていても、二重にならない原因である瞼板前脂肪や眼窩脂肪を取り除かなければいけませんし、額の筋肉が緩んでしまっていて二重にならないのであれば「ブローリフト」という緩みを取る手術を併用しなければなりません。さらにまぶたを引き上げる挙筋機能が悪い場合は眼瞼下垂の処理をしないと二重にはなりません。
二重術の方法
当院の二重術の方法
二重術には4つの方法があります。
1.埋没法 2.ミニ切開法 3.全切開法 4.ブローリフトや眉毛下切開
埋没法
二重のデザインをしたあとに眼輪筋と瞼板腺もしくは眼瞼挙筋を縫合、固定する方法です。
埋没法はよく「取れてしまう」とか「糸が切れた」という表現がされていますが、これは間違った表現です。糸は切れていることはなくしっかり縫合されています。眼輪筋と瞼板腺もしくは眼瞼挙筋との固定がはずれているだけです。
では、どれくらいの人が戻ってしまうのでしょうか?
過去の統計では2年以内に完全に元に戻ってしまうのは*約5%ですが、二重のラインが浅くなったり、幅が狭くなったりといったことも加えるとほぼ100%に近い数字です。希望のラインが維持できないという意味ではお試し感覚のものです。
独自の縫合をしているからほぼ戻らないなどと説明しているクリニックを散見しますが、原因を無視していくら縫合の工夫をしても必ず戻る人がでます。また、二重の幅が狭くなったり,ラインが浅くなったりします。明らかに正しい説明ではありません。
希望の幅・元々のまぶたの状態・年齢などすべて違います。同様な方法でいいわけがないことは常識的にも明らかです。だからといって埋没法を否定しているわけではありません。埋没法のメリット、デメリットを十分理解されてから手術を受けられるのであれば問題はありません。
埋没法は二重のお試し感覚のものですから高額な料金を請求すべきではないと思います。 当院では、埋没法でいいという方には、3万円という適正料金で行っています。
*日本美容外科学会会誌 第36巻第3号(1999年7月)
「当院における重瞼術について−高橋金男」
美容外科学会会長賞受賞
ミニ切開法(部分切開法)
生まれつきの二重の人と同じような瞼の構造にして二重が消えないようにする手術です。
よく腫れない切開法というのがありますが、その方法ではいずれ二重のラインは消失してしまいます。クリニックによっては、眼窩脂肪のみ小切開部からとり、 その後、埋没法を行っているところもあります。当院が行っているミニ切開法は、眼窩脂肪のみでなく瞼板前脂肪・眼輪筋も取ります。
何故なら元来、二重の人は、瞼板前脂肪・眼輪筋が薄いので自然に二重のラインができますが、そのような構造にしないとラインが浅くなったり、幅が狭くなるからです。さらに、挙筋腱膜を縫縮することで眼裂を広げます。美容外科学会会長賞を頂いた方法です。
他院で行っているミニ切開法あるいは部分切開との違いを理解されたでしょうか。元々二重の人と同じようなまぶたの構造にわずか1センチの傷から行うものです。したがって、他院のミニ切開法とは術後の経過もかなり違います。大きな腫れは1週間から2週間あります。完成までの3ヶ月間は幅が広く感じられたり、不自然に見えたりすることもあります。それは、処置すべき部位をしっかり処置しているからです。もっとも、他院のような腫れが少ない方法を希望される場合は、いずれ二重の幅が狭くなったり、ラインが浅くなったりすることをご理解のうえ簡単なミニ切開法で行います。
全切開法
全切開法も二重を作るところまではまったくミニ切開と同じことをします。ただ人によってはより幅を広くしたいあるいは、まぶたの腫れぼったさもすっきりしたい場合もあります。その場合は、さらに中間結合織という腫れぼったさに関係する脂肪組織をとります。また、たるみがある人に二重を作る場合も全切開です。
全切開法は、二重を作るのみでなく瞼の状態を変える(腫れぼったさを解消する・たるみを取るなど)手術といえます。
ブローリフトや眉毛下切開(これも二重手術の方法です)
二重術の方法としては欧米では、第一選択がブローリフトです。日本で二重術の選択肢としてあまり行なわれていないのが不思議です。
広い二重を希望される場合、全切開法では腫れぼったさが、かえって強調されたり眼と眉との間隔が狭くなって不自然になります。幅の広い二重を作るときブローリフトを行い、眉毛を挙上することにより幅の広い自然な二重になります。また眼瞼挙筋のみでなく前頭筋を使って開眼されている方は前額部に深いシワができ、眼が疲れやすいものです。こうした場合もブローリフトの適応となります。要するに、内視鏡的に前頭筋・眼輪筋を引き上げ、さらに眉間・鼻根の眉毛を下げる筋肉の働きを弱めることではっきりした広い二重にする方法です。眉毛下切開でタルミをとり広い二重にする方法もあります。
昔は二重だったのに加齢と共に二重の幅が狭くなってきたなどの方もブローリフトや眉毛下切開が適応です。
眉毛上切開「(ダイレクトブローリフト)で下垂した眉毛を引き上げ、余剰の皮膚や眼輪筋を切除したり、眼輪筋を骨膜に固定する方法もあります。
アニメーションで二重術を解説しています
どうですか?
二重を作るにも種々な方法があることがおわかりいただいたと思います。
それぞれ好みの二重の幅やまぶたの状態が違うのです。 どんな人にも埋没法でいい訳がないことは明らかです。 「簡単・腫れない・自然」といういいことばかり並べて埋没法を奨励されている場合がありますが、そんなマジックはあり得ないと思って下さい。また、左右で 脂肪のつき具合、まぶたのたるみの程度が異なりますから、片方だけデザインを決定し、施術を行なえば左右差が出るのも当然です。デザインは座位、立位で左 右に行なわなければなりません。
術後の腫れについて
どのような方法でも必ず腫れます。埋没法は単なる「処置」ですから腫れの度合いが低いのは当然ですが、固定の縫合を緩くすればするほど腫れの程度は小さくなります。しかし、術後の腫れを少なくするために縫合を緩くしてしまうと戻りは早まります。切開法は原因をしっかり取り除くので腫れの程度は強いです。クリニックによっては切開をしたのに腫れていないことを売りにしている例もありますが、十分処置をしていないから腫れないのです。永遠に効果のある方法は必ず腫れます。術後に腫れてしまうのは確かに嫌でしょうが、数日間の腫れの差を我慢するだけで埋没法にはない永続的な二重まぶたを手にいれることができます。
二重埋没法の注意事項
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手術後1週間はお渡しする目薬を点すようにしてください。また,コンタクトレンズをご使用の方は,手術後3日間は装着しないで下さい。
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入浴は手術の当日から可能ですが,目元を濡らさないように注意して下さい。洗顔,お化粧は翌日より可能です。
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手術後,数日間はまぶたの突っ張る感じや,ゴロゴロした感じが続きます。また,手術後は,内出血や腫れが現れます。主な腫れが引くまでには3日〜7日程度を要します。
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腫れは二重のラインからまつ毛の間を中心に現れるため,ご希望の二重の幅より広く感じられる時期がありますが,腫れが引くにつれて徐々に幅が狭くなります。最終的なラインに落ち着くまでには1か月程度かかります。
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腫れている間は二重の幅や開眼の大きさに左右差が出ることがあります。徐々に軽快しますが、二重の幅や開眼の大きさが完全に左右均等になるとは限りません。また、術前から眉の位置、開眼の大きさ、眼瞼挙筋収縮の程度等に左右差がある場合は、術後に左右差が残ったり強調されてみえたりする確率が高くなります。
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手術後,目を閉じた際に,埋没糸による凹凸の目立つ時期がありますが,徐々に皮膚になじみ,目立ちにくくなります。埋没糸の盛り上がりが顕著で,長期間(1か月以上)続く場合には,処置を行う場合がありますので,ご予約の上,来院して下さい。
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手術の成果には個人差があり,手術後の腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。 特に埋没法は数ヶ月から数年の間に二重のラインが浅くなったり、二重の幅が狭くなったり、戻ったりします。
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手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
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美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
ミニ切開法の注意事項
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手術後,翌朝までの間,切開した部位に血がにじんでくることがあります。その場合には眼帯やガーゼ等で軽く押さえて下さい。
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入浴は手術の当日から可能ですが,目元を濡らさないようご注意下さい。
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洗顔,お化粧は手術の翌日から可能ですが,目元のお化粧については抜糸の翌日までお控え下さい。
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抜糸は手術の翌日から数えて3日目に行います。
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手術後は顕著な腫れや内出血を生じ,軽快するまでに7日〜10日間を要します。
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手術後,数週間はまぶたが突っ張るような感じやゴロゴロした違和感が続くことがあります。
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手術後の腫れは二重のラインからまつ毛の間を中心に現れるため,ご希望の二重の幅より広く感じられる時期がありますが,腫れが引くにつれて徐々に幅が狭くなります。最終的なラインに落ち着くまでには3か月程度かかります。
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腫れている間は二重の幅や開眼の大きさに左右差が出ることがあります。徐々に軽快しますが,二重の幅や開眼の大きさが完全に左右均等になるとは限りません。また,術前から眉の位置,開眼の大きさ,眼瞼挙筋収縮の程度等に左右差がある場合は,術後に左右差が残ったり強調されてみえたりする確率が高くなります。稀ですが,ミニ切開による二重のラインが薄くなったり,戻ることがあり得ます。その場合は全切開が必要になります。
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手術後,切開した部分には赤みがありますが,徐々に薄くなり,約3か月後にはほとんど目立たなくなります。但し,傷痕が完全に消えてなくなることはありません。
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手術後は,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。その場合,別途処置が必要となる場合があります。
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手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
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手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
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美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
全切開法の注意事項
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手術直後から翌朝までの間,切開した部位に血がにじんでくることがあります。その場合には眼帯やガーゼ等で軽く押さえて下さい。
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入浴は手術の当日から可能ですが,目元を濡らさないようご注意下さい。
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洗顔,お化粧は手術の翌日から可能ですが,目元のお化粧については抜糸の翌日までお控え下さい。
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抜糸は手術の翌日から数えて5〜7日目に行います。
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手術後は顕著な腫れや内出血を生じ,軽快するまでに7日〜10日間を要します。
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手術後,数週間はまぶたが突っ張るような感じやゴロゴロした違和感が続くことがあります。
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手術後の腫れは二重のラインからまつ毛の間を中心に現れるため,ご希望の二重の幅より広く感じられる時期がありますが,腫れが引くにつれて徐々に幅が狭くなります。最終的なラインに落ち着くまでには3か月程度かかります。
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腫れている間は二重の幅や開眼の大きさに左右差が出ることがあります。徐々に軽快しますが,二重の幅や開眼の大きさが完全に左右均等になるとは限りません。また,術前から眉の位置,開眼の大きさ,眼瞼挙筋収縮の程度等に左右差がある場合は,術後に左右差が残ったり強調されてみえたりする確率が高くなります。全切開では希望の二重に近くなるよう内部処理(眼窩脂肪やroof除去,挙筋腱膜前転など)を行いますが,稀にラインが浅くなったり,戻る場合もあります。
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手術後,切開した部分には赤みがありますが,徐々に薄くなり,約3か月後にはほとんど目立たなくなります。但し,傷痕が完全に消えてなくなることはありません。
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手術後は,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。その場合,別途処置が必要となる場合があります。
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手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
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手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
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美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
目頭切開
目頭切開は上まぶたから目頭の部分にかぶさっているひだ状の皮膚(蒙古ひだ)を取り除く手術です。蒙古ひだは一般的に東洋人に多く、一重まぶたが多いのもこのような理由といわれています。このひだを取り除くことによって、目と目の間隔が狭まり、大きな目になります。当院では内田法、Artz法、Z形成術などを患者様の希望、蒙古ひだの状態によって使い分けています。
目頭切開の注意事項
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手術の効果はもともとの目の位置,瞼の形状,蒙古ヒダの張りの度合いによって異なります。
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手術直後から翌朝までの間,切開した部位に血がにじんでくることがあります。その場合には眼帯やガーゼ等で軽く押さえて下さい。
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入浴は手術の当日から可能ですが,目元を濡らさないようご注意下さい。
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洗顔,お化粧は手術の翌日から可能ですが,目元のお化粧については抜糸の翌日までお控え下さい。
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抜糸は手術の翌日から数えて5日目に行います。
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手術後は顕著な腫れや内出血を生じ,軽快するまでに7日〜10日間を要します。また,手術後約1ヶ月は腫れぼったい感じが続くことがあります。
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手術後は,蒙古ヒダによって引っ張られていた二重のラインが開放されるため,以前より二重の内側の幅が広くなったり、平行型の二重になったりします。また,手術後は術前よりも目が寄ったような印象になります。
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手術後,切開した部分には赤みがありますが,徐々に薄くなり,約3か月後にはほとんど目立たなくなります。但し,傷痕が完全に消えてなくなることはありません。
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手術後は,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。その場合,別途処置が必要となる場合があります。
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手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
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手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
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美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
目尻切開
目尻側には目頭側の蒙古ヒダのような覆いかぶさる皮膚がありません。したがって、目尻側を広げるには目尻の表面から結膜側まで切開して広げます。通常はW 形成を行い、効果が減弱するのを防ぎます。同時に下眼瞼開大術を併用して下眼瞼を下げることで縦の幅も大きくすることもあります。結膜の充血や目ヤニがで るので1週間ほどはコンタクトは使用できません。
目尻切開の注意事項
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目尻の皮膚側から結膜側にかけて切開しますが,目尻上下の皮膚も少し切除します。
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手術の効果はもともとの目の位置,目尻の形状等によって異なりますが,より大きな変化を求める方の場合は,下眼瞼開大術を併用して行うことが可能です(別途料金が必要となります)。
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手術直後は,目尻の際の部分に縫合糸が露出して残ります。
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手術直後から翌朝までの間,切開した部位に血がにじんでくることがあります。その場合には眼帯やガーゼ等で軽く押さえて下さい。
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洗顔,入浴は手術の当日から可能ですが,目元を濡らさないで下さい。
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お化粧は手術の翌日から可能ですが,目元のお化粧については抜糸の翌日までお控え下さい。
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抜糸は手術の10日後〜2週間後に行います。
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手術後は腫れや顕著な皮下出血を生じ,また,眼球(白目の部分)に充血を生じます。軽快するまでには1〜2週間を要します。また,手術後約1ヶ月は腫れぼったさや違和感が続くことがあります。
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手術後は,目尻側の結膜が露出した形状になるため,目尻が赤くなったような印象になります。また,切開によりあらたに広げられた目尻の部分にはまつ毛が生えてくることはありません。
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抜糸後も切開・縫合した部位には赤みがありますが,位置的にほとんど目立ちません。もっとも,傷痕が消失することはありません。
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手術後は,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。その場合,別途処置が必要となる場合があります。
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手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
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手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
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美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
下眼瞼開大(グラマラスライン形成、俗にたれ目形成)
下眼瞼の中央から目尻側が引き上がっているとつり目にみえ、きつい印象になる場合があります。下眼瞼の中央から目尻側を下げることで目の印象が柔らかくなったり、目尻側の白目が大きくなったりします。下眼瞼の瞼板腺と下眼瞼を下げる筋膜(CPF)とを縫縮します。結膜切開のみで行う場合と下まぶたのまつ毛の生え際を切開して余分な皮膚も切るとる場合とがあります。
下眼瞼開大術の注意事項
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この手術は,下瞼の瞼板腺の筋膜を短縮して下瞼(目尻側)を下げ,目尻付近の白目の露出範囲を拡大することで,目を大きくたれ気味に見せるものです。
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手術方法は,経結膜的に切開する方法と下まつ毛の際を切開する方法があります。下まつ毛の際を切開する方法の場合は,手術の約5日後に抜糸が必要ですが,経結膜的切開の方法による場合は吸収糸を用いて縫合するため抜糸は必要ありません。
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手術の効果はもともとの目の位置や下瞼の形状等によって異なりますが,より大きな変化を求める方の場合は,目尻切開手術を併用して行うことが可能です(別途料金が必要となります)。
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手術直後から翌朝までの間,切開した部位に血がにじんでくることがあります。その場合には眼帯やガーゼ等で軽く押さえて下さい。
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洗顔,入浴は手術の当日から可能ですが,目元を濡らさないで下さい。
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お化粧は手術の翌日から可能ですが,下まつ毛の際を切開する方法の場合,目元のお化粧については抜糸の翌日までお控え下さい。
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手術後は腫れや顕著な皮下出血を生じ,また,眼球(白目の部分)に充血を生じたり目ヤニが出たりします。軽快するまでには1〜2週間を要します。また,手術後約1ヶ月間は腫れぼったさや違和感が続くことがあります。
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手術後は,目尻側を中心に白目の露出が大きくなるため,いわゆる「三白眼」のような眼差しに見えることがあります。また,もともと目の大きさや形状に左右差がある場合には,手術後もそれが残存したり強調されて見えたりすることがあります。
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下まつ毛の際を切開する方法の場合は,抜糸後も1〜3ヶ月間,切開・縫合した部位に赤みが残ります。ほとんど目立たなくなりますが傷痕が消失することはありません。
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手術後は,血腫,感染症などの合併症を発症する可能性がゼロではありませんので,異常を感じられた場合には連絡して下さい。その場合,別途処置が必要となる場合があります。
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手術の成果には個人差があり,手術後の傷の治り方や腫れの引き方も各人各様です。医師が説明することはおおよその目安であり,すべての患者様が同じ経過を辿るとは限りません。
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手術開始前あるいは手術中における当該患者様の全身状態,精神状態,手術部位の状態,麻酔適合性その他の事情によっては,執刀医の裁量的判断により,手術に着手したり続行させたりすることなく手術を中断または中止もしくは延期することがありますので,その場合には執刀医の指示に従って下さい。
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美容外科医療にも限界があります。患者様のおおまかな希望を満たすことはできますが,主観的な理想を完全に実現することは不可能です。この点について理解し,納得された方のみ治療を受けるようにして下さい。
下眼瞼クマ取り
下眼瞼結膜切開で内側・中央・外側の眼窩脂肪を適度に除去したり、移動再配置していわゆる、影クマを改善する手術です。移動再配置はLoeb法に準じた方法で、1989年に発表されています。わが国ではHamra法(結膜切開の場合は裏ハムラ法)と称されていますが、正しくないです。Hamra手術はcomposite rhitidectomyといって中顔面・下顔面・下眼瞼・コメカミ部などをリフトする大がかりな手術を言います。中顔面の引き上げをするのでnazojugal fold(ティアトロフ)の段差を減らすのに眼窩脂肪の除去を最小限にして移動固定するLoeb法を採用したというのですが、その眼窩脂肪の移動をHamra法と紹介したドクターがいたためにわが国ではHamra法と誤って称するするようになったのです 。
下眼瞼クマ取り術の注意事項
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この手術は,下瞼のいわゆる影クマを改善する手術です。影クマによって疲れてみえるのを改善する対症療法です。要するに眼窩脂肪の膨らみを減らす手術が脱脂で、眼窩脂肪の膨らみを影の部位に移動するのが再配置です。
したがって、下眼瞼の弛みの程度が強い場合は下眼瞼のアイリフトや外眼角形成などを併用する場合もあります。なお、上眼瞼の窪みがある場合は基本的には下眼瞼のアイリフトが適応で脱脂や眼窩脂肪移動により上眼瞼の窪みがより進行する可能性があります。
結膜切開のため腫れや内出血の程度は軽度ですが、眼窩脂肪移動再配置の場合は内部の靭帯剥離のため1週間ぐらいは腫れがでます。テープ固定をする場合もあります。
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術後は3種類の点眼薬を処方します。数日は目ヤニがでたり、結膜の充血が起きます。 結膜切開部位は吸収糸で縫合するので抜糸はありません。
料金と手術時間
価格は全て税別となります。
術名 |
料金(万円) |
麻酔方法 |
手術時間(分) |
二重術(左右) |
埋没法 |
3 |
局所麻酔 |
10 |
ミニ切開法 |
12 |
局所麻酔 |
30 |
全切開法 |
24 |
局所麻酔 |
60 |
眉毛下切開 |
24 |
局所麻酔 |
60 |
眉毛上切開 |
24 |
局所麻酔 |
60 |
内視鏡的ブローリフト |
60 |
局所麻酔+
静脈麻酔 |
90 |
目頭切開(左右) |
12 |
局所麻酔 |
30 |
目尻切開(左右) |
18 |
局所麻酔 |
30 |
下眼瞼開大(左右) |
結膜切開 |
18 |
局所麻酔 |
40 |
下まつ毛下切開 |
24 |
局所麻酔 |
60 |
下まぶたクマ取り(左右) |
脱脂 |
12 |
局所麻酔 |
30 |
眼窩脂肪再配置 |
15 |
局所麻酔 |
40 |
まぶたのたるみ取り(左右) |
24 |
所麻酔 |
60 |